予防接種は超有害!? ワクチンの謎とは
インフルエンザの予防接種は学校などの施設で実施されていたりもします。
しかし、このワクチンによる療法は効果が殆ど期待できるものではないという研究が多数報告されているので、今回はワクチンについて述べていきたいと思います。
『理屈はともかく、さっさと結論を教えて欲しい!』って方は「まとめ」の項目をご覧ください。
1.インフルエンザワクチンの効果は期待できない
これに対する回答は主に2つあります
1つ目はウイルスの急激な突然変異性です
皆さんは、
「ワクチンは、どのような作用でウイルスによる感染を予防しますか?」
と訊かれたら恐らく、
「ウイルスを薄めたものを事前に体内に忍び込ませることで免疫(抗体)が作り出され、それによって次回の感染に備えることができる」
というようなことを返答する方が多いと思います。
しかしながら、事前に抗体を作ったところで殆ど効果を発揮しません。
なぜなら、ウイルスというのは爆発的な 突然変異性を持っています。
他の生物の細胞に入り込み、数時間のうちに数千もの子孫を作り出し、その一つ一つに突然変異の可能性が現れます。
ワクチンはその中の一つの株から作られるので効果が期待できないのです。
つまり、何千何万もの種類を持つインフルエンザウイルスのワクチンを創ったところで、接種したワクチンに対応したウイルスに感染するとは限らない。
ということになってしまいます。
ワクチンは、その年に流行しそうなウイルスを推測して創られているので、必ずしもワクチンの効果が発揮できるという訳ではないということです。
更に、現段階ではウイルスがどのくらい変異したら効かなくなるのかも、明らかではないのです。
2つ目はワクチンの投与先が血液中であることです。
病原体がダイレクトに血液中へ流れ込むことは、傷を負っていたり、動物に咬まれたりされない限り、 あり得ません。
それでも私たちは様々な病気を患ってしまうことがありますが、これは粘膜(目、鼻、口など)から侵入してきた病原体によるものです。
ですから、人間の免疫のおよそ80%が粘膜によるものであり、外敵から身を守るための強力な要塞にもなっています。
従って、ワクチンによって作られた抗体が血液中で増えたところで、粘膜の免疫が無防備なままで、全体として免疫が増したことにはならないのです。
この2点をまとめると、
- ウイルスは突然変異する確率が高く、ワクチンで投与により得た抗体が役に立たない可能性が非常に高い。
- 仮にワクチンによる抗体と、感染したウイルスが一致しても抗体の存在領域は血液中なので、免疫に殆ど影響を与えない。
ということになります。
それでも、莫大な費用を投資してワクチンを創ろうとするので驚きです。
2.ワクチンは効果が無いどころか、死亡リスクを高める
皮下に注射するワクチンといえど、劇毒であり 副作用が現れる可能性があります。副作用の重度は様々で、場合によっては死に至ることもあります。
では、具体的にどのような副作用があるのでしょうか?
ここでは「インフルエンザHAワクチン」を例に見てみます。*1
数種類のワクチンがまとめられて一つのPDFとなっています。
どの種類のワクチンも、冒頭には「劇毒」と記されています。
少しスクロールしていくと「副反応」の項目中に「重大な副反応」という項目があります。
これを見てみると、副作用の発生確率が「副詞」で分類されています。
- まれに:0.1%未満
- ときに:0.1~5%未満
- 副詞なし:5%以上、頻度不明
引用元:*2
と書かれています。
これらは「重大な副反応」であり全て命に関わる危険な副作用となっています。
- ショック、アナフィラキシー(まれに)
- 急性散在性脳脊髄炎(まれに)
- ギラン・バレー症候群(副詞なし)
- けいれん(副詞なし)
- 肝機能障害、黄疸(副詞なし)
- 喘息発作(副詞なし)
- 血小板減少紫斑病(副詞なし)
- アレルギー性紫斑病(副詞なし)
- 間質性肺炎(副詞なし)
- 脳炎、脳症、髄膜炎(副詞なし)
アナフィラキシーショックと急性散在性脳脊髄炎の二つを除いて「副詞なし」となっており、症状が現れる可能性が5%以上、あるいは頻度不明ということになります。
もしこの中に5%以上の可能性を持つ症状があるとするならば、20人が接種をしたときに、1人以上の人が何らかの症状に襲われることになります。冒頭に「劇毒」と記されている薬剤を皮下注射しているわけですから、当然と言われれば当然です。
それ以外にも、「その他の副反応」では蕁麻疹、湿疹、紫斑、発熱、悪寒、倦怠感、一過性 の意識消失、めまい、リンパ節腫脹、嘔吐・嘔気、腹痛、下痢、関節痛、筋肉痛、発赤、腫脹、硬結、熱感、疼痛、神経系障害など好ましくない症状が記されています。
次に、風疹の例を見てみます。
風疹は妊婦に感染した場合には重篤な症状が現れる可能性があるとされています。
これを防ぐために多くの人が風疹対策のワクチンを接種します。この場合の殆どが「MRワクチン(混合ワクチン)」という種類のワクチンを接種することとなります。
今回も、MRワクチンの添付文書を見ていきたいと思います。*3
まず注目すべきは「副反応」の項目です。
この項目には、205人に実施した臨床試験のデータが記録されています。
本剤の臨床試験において、接種症例205例中、接 種後30日間に85例(41.5%)の副反応が認められた。その主なものは発熱56例(27.3%)、発疹 25例(12.2%)であり、発熱のうち、中等度以上 (38.1℃以上)は36例(17.6%)、高度(39.1℃以 上)は12例(5.9%)であった。発熱、発疹の発 現頻度は接種後4~12日に高かった。なお、接種 後から数日中に過敏症によると考えられる発疹、 発熱があらわれることがあり、これらの症状は1 ~3日で消失した。また、鼻汁は19例(9.3%) 、 咳嗽は16例(7.8%)、注射部位発赤は15例(7.3%) に発現した
引用元:*4
と書かれています。
なんと、 薬剤を接種した半分近くの被験者が何らかの症状を訴えた結果となっています。
さらに「製法の概要」の項目では、ウシ、ブタ、トリなどの動物由来の血液や臓器が使用されており、これらを注射して血液に取り込み場合は、非自己のタンパクとして拒絶反応(アレルギー反応)が発生する可能性が十分にあり得ることとなります。
いくら綺麗に精製したところで非自己タンパクであることには変わりないのです。
これだけでなく、アナフィラキシーショック、紫斑病、脳炎といった重大な副作用が患者の身を襲うこ危険があります。
3.必要以上に恐れるべきでない病気達
インフルエンザや風疹の場合は、別名「三日はしか」とされており二日や三日で治療をせずに完治する軽度の感染症です。重度の病気ではないのです。
ワクチンはこれだけでなく、日本脳炎ワクチンや三種混合(ジフテリア、破傷風、百日咳)ワクチンなど多岐にわたります。
これらは感染すると重症化するリスクがあります。
ジフテリアの場合は、ジフテリア菌の感染によって症状が現れ、器官上部や眼、耳が冒され、昏睡、心筋炎を引き起こすとされており危険そうな香りがしています。
しかし、ジフテリアの感染者は年間でたったの2人。10年間(1991~2000)で21人です。
日本脳炎に関しても10年間(2007~2016)での報告数は55件であり非常に少ないです。
破傷風は破傷風菌により感染し、主に土壌に生息している。そのため、傷口からの侵入が多いとされるが、清潔であれば滅多に感染しないのです。
ワクチンを打つ以前に、発症するリスクが非常に少ない感染症なのです。
これらに対抗するために、劇毒を持つ薬剤を皮下に注射するのはギモンを抱くところです。
4.まとめ
これらをもう一度まとめると、
- ウイルスは突然変異性が高いため種類が非常に多く、流行を予測して創られたワクチンではカバーしきれない可能性が高い。
- ワクチンの投与先が血液中であり、粘膜ではないためウイルスが直接血液に入り込まない限り効果を発揮することがない。免疫として殆ど機能しない。
- 数多くの副作用が報告されており、発熱や嘔吐の軽度の副作用だけでなくアナフィラキシー・ショックや、ギランバレー症候群といった致死性を伴う危険な副作用も存在する。
- 報告数が非常に少ない感染症や、感染しても憂慮すべき病気でないことがある。
参考文献
『効果がないどころか超有害!ワクチンの罠』船瀬俊介 イースト・プレス
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/411-diphteria-intro.html
https://www.niid.go.jp/niid/ja/je-m/je-iasrtpc/6827-450t.html
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000013nne-att/2r98520000013nz4.pdf
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/630144_636940CD1029_1_00.pdf
*1:
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000013nne-att/2r98520000013nz4.pdf
*2:https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000013nne-att/2r98520000013nz4.pdf
*3:http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/630144_636940CD1029_1_00.pdf
*4:http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/630144_636940CD1029_1_00.pdf